いま絶好調の金融商品とは?
こんばんは。ハチ転びです。
今日は用事を済ませたり今週のマーケットがどうなるか妄想していたらこんな時間の更新になってしまいました(-_-;)
今週の相場見通しは明朝アップしますが、はてさてドウシタモノカ( ゚Д゚)
先週の米雇用統計で今後の動きを占うような大きな動きも出なかったからなぁ。まだ、ウダウダです(笑)
相場見通しの材料として何かないかなー?と色々と漁っていたところ、少し興味深いポイントがありましたので今夜はこのポイントについて取り上げたいと思います。
それは、金スポットの価格推移です。
金スポットとは
そうです。金です。
しかし、今から話す商品は金ではなく、金スポットです。金スポットとは金地金や純金積み立てのように現物と交換はできません。上の写真素材はウソです(スミマセン)。
金スポットとはあくまで指数取引です。金スポットの場合、指数というのはロコ・ロンドン・スポット市場の金価格を参照原資産を指します。トレード方法はFXと全く一緒。その価格が将来上がると思えばロング。下がると思えばショートをすれば構いません。FXの通貨ペアと同様に考えて頂ければ大丈夫です。なお、金は安全資産として一般的に認識されており、マーケットの先行きが不透明で不安心理が蔓延し、リスクオフに傾いた時にリスク回避するための金融資産として金に人気が集中します。「何かあったら取りあえず金(きん)!」ってことですね(*’ω’*)
金スポットの価格はいまどんな感じ?
百聞は一見に如かず。今年2016年に入ってからの金スポットのチャートをご覧ください。
(GMOクリック証券CFD プラチナチャート 金スポット日足チャート)
2月中旬から1,200ドル~1,300ドルのレンジ相場でした。それが、先日の英国国民投票に伴うEU離脱の影響で一気にリスクオン!レンジブレイクして上昇を見せています。
「ん?でもリスクオンとリスクオフが先週微妙に感じだったのでは?」
(※リスクオンかリスクオフか、迷っているハチ転びの当時の記事はコチラ(-_-;)
そうなんです。金スポットがレンジブレイクして、その後順調に上昇しているのは英国国民投票後のリスクオフを象徴しているようでシンプルな展開です。ただ、同じくリスクオフ時に人気が高まる円はどうか?
先日の雇用統計や英国国民投票時には米ドル/円は99円台を瞬間的に記録しているものの、米ドル/円は今一つ円高方向へ突き抜けられずにいます。通貨ペアですから米ドル、つまりはアメリカ経済の状況もありますから、何とも言えません。ただ、先日の米雇用統計の結果が出たことでアメリカ経済への見通しは概ね立ったとするならばどうでしょう?今週から新たなトレンドが出てきそうですよね!
金スポットの値動きと今後の米ドル/円
依然として伸びつつける金スポット価格、そして米雇用統計の数値が出そろったタイミング、このまま金スポットが続伸して2016年の高値1,375ドルを抜けるようだと、米ドル/円も一段と円高へ進み、再び100円を下へ抜けるチャレンジをしていくのではないかなー?なんて思いました。
金スポットが日足の終値で1,375ドル台を打つかどうか?
その点もマーケットのリスクオフ?リスクオン?の判断材料として注目したいと思います。
ハチ転び-(。-`ω-)
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