米ドル/円の上値は重く、円高へ回帰か?!
おはようございます。ハチ転びです。
週明け月曜日から円安の流れ一辺倒になっていましたが、13日水曜日は午前の東京市場から米ドル/円は調整売りが入り、上値は重くなりました。日経平均株価の終値は前日プラス135円と3営業日続伸したにも関わらず、米ドル/円が円安方向へ伸び悩んだという点から、昨日の記事で取り上げたヘリコプター・マネーへのマーケットの期待感が薄らいだのだと思います(。-`ω-)
(☆ヘリコプター・マネーについて解説した記事はコチラ)
米ドル/円が明日以降、円安へ再び回帰するのか?それとも円高へ戻すのか?7月14日(木)の動きが転換点になってくるのではないかとハチ転びは思いますが、はてさて?!
さて、そんな中で英国ではメイ新首相が誕生しました。本日はこの点に関して触れたいと思います。
英国メイ新首相とは?
メイ新首相は本名をテリーザ・メアリー・メイと言います。1956年生まれの59歳です。オックスフォード大学を卒業後、イングランド銀行でキャリアをスタートします。下院議員になったのは1997年。そこから僅か5年後の2002年には保守党幹事長へ就任するなど能力の高さには定評がある人物です。私生活では1980年に結婚をしており、子どもはいません。
メイ新首相は、「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー以来、英国では2人目の女性首相となります。
人物像としては、普段は感情をあまり表に出さず沈着冷静。あだ名は「氷の女王」です。
メイ新首相は他議員との不必要な交遊や意見交換の場を持たず、一定の距離を置いているそうです。キャメロン前首相政権下では内相として手腕を振るいましたが、決して内務省役人からは尊敬されていたそうです。現在の日本の東京新都知事に立候補して欲しいくらいですね(;^_^A
メイ新首相誕生で英国EU離脱はどうなる?
メイ新首相は英国EU離脱をどのように推進していくのか?それとも、そもそも、メイ新首相は英国国民投票時では、EU残留派のためEU離脱を白紙に戻るなどの行動を取る可能性はあるのでしょうか?
それに対してメイ新首相は「イギリスは既にEU離脱で決まった。これを私たちは成功させる」と表明しています。そのため、英国のEU離脱へ向けてメイ新首相が話を推進していくのでしょう。まあ、あくまで英ポンド安に伴うイギリス国内株価が上昇しているため、英国EU離脱を白紙にしたいと頭では考えていたとしても、現時点ではポンド安の阻害要因をマーケットへ出したくないでしょうけどね(´・ω・`)
来るか?利下げ!今日は20時からイングランド銀行の政策金利発表!
メイ新首相が誕生して翌日にイングランド銀行(BOE)の政策発表というのは凄いですね。Brexit以来、再び英国の動向に高い注目があつまります。
では。ここで、チャートを見てみましょう。
(ヒロセ通商 LIONFX 米ドル/円4時間足チャート)
週初からローソク足はボリンジャーバンドの+2σと+1σの間をバンドウィークしていました。しかし、7月13日(水)日付の最後のローソク足が+1σを下抜けしています。これは米ドル/円の円安の流れが一旦弱まったのだと判断します。クロス円は全般的に同様の動きです。
加えて、7月14日(木)日本時間22:00にはイングランド銀行から政策金利発表がされますが、今回は0.50%を0.25%へ利下げするとの観測が強まっています。
もしかしたら、既に利下げを予想した円買いの動きが出始めているのかもしれません。
ちなみにハチ転びは英ポンド/円でも現在ショートポジションを取っていますが、アメリカのダウ史上最高値更新の点を含めて考えると、まだ、米ドル/円の動向も判断しづらいため、英ポンド/米ドル(GBP/USD)の方がポジションを立てるにはいいかもしれません。
ハチ転びは現状、英ポンド/円(GBP/JPY)と英ポンド/米ドル(GBP/USD)のショートです。ただ、イングランド銀行の利下げが無かった場合、再び吹き上げて円安へ向かう可能性もあるため、ストップロスの位置をこまめに調整しながら考えられるリスクを最小限にして臨みたいと思います!でも、利確のタイミングがちょっと難しいなぁ。まあ、頑張ります!( `―´)ノ
今日もあと2日!もうちょっと頑張りましょい!
ハチ転び(。-`ω-)