マーケットは日銀の金融政策決定会合待ち!
おはようございます。ハチ転びです。
ポケモンGOがようやくレベル10になりました。
今まで手あたり次第に街中のポケモンを乱獲してきましたが、獲得したポケモンの中でもCP(Combat Points)の高いポケモンを選択し、ポケモン強化中です(。-`ω-)。ハチ転びは一体どこへ向かっているのやら(汗)
さて、今日は待ちに待った日銀(BOJ)の金融政策決定会合の結果が発表されます。果たしてマーケットが期待する金融緩和はあるのか?非常に注目ですね。
まずは、直近の米ドル円の動きを日足チャートで見てみましょう。
(セントラル短資FX プログレッシブチャート 米ドル円 日足)
ご覧の通り、今年に入って米ドル円は度々一目均衡表の雲に阻まれ、円安方向への上抜けを阻止されてきました。
ただ、この日銀(BOJ)金融政策決定会合のタイミングで雲が下りてきています。
米ドル円にとっては悲願の雲上抜けなるか?
なんかここまで雲に抑えつけられてきた米ドル円を見ると応援したくなりませんか?(*’ω’*)
米ドル円目線で言えば、このタイミングでのBOJは千載一遇のチャンスです(笑)
どう出る?日銀黒田総裁!
(出所:WSJ)
ここでこちらの報道を引用します。
経済対策は来月2日に閣議決定される見通しで、政府は追加歳出の一部を盛り込んだ2016年度2次補正予算案を秋の臨時国会に提出する。
引用元:ロイター 経済対策、来月2日に閣議決定へ 事業費20兆円規模=政府筋
先日の参院選の後に安倍首相は石原大臣へ早急に経済対策案をまとめるよう指示をしたことは記憶に新しいところです。
当初は7月中の発表予定となっていましたが、来月8月2日にズレ込みました。
つまり、“当初は日銀(BOJ)と政府の経済対策はほぼ同タイミングで発表される”見通しだったのが、日銀(BOJ) が先行する形になった”訳です。
そんな中、麻生財務相から以下の発言が!?
28日から開かれる日銀の金融政策決定会合について、具体的な政策対応は日銀が決めるべきだとしながらも、「物価安定目標の実現に向けて引き続き最大限の努力を続けることを期待している」と述べ、デフレ脱却に向け粘り強く金融緩和を続けるよう期待を示しました。
引用元: NHK NEWS WEB麻生財務相 日銀に物価目標へ最大限の努力期待
まさに高みの見・・・もとい、凄まじい政府からのプレッシャーです。
しかし、マーケットの一部では日銀(BOJ)の金融緩和政策は既に飽和状態にあるとする意見もささやかれています。つまり身動きが非常に取りづらい状況にあります。
日銀黒田総裁もさぞ胃が痛むことでしょう( ;∀;)
マーケットの日銀(BOJ)金融緩和観測は?
では、マーケットは日銀(BOJ)の金融緩和をどう見ているのでしょうか?
先週の海外アナリストの見方は金融緩和有へかなり傾いていました↓
ロイターが調査したアナリストのうち85%が7月29日日銀金融緩和あるだと?!Σ(゚д゚lll) https://t.co/64CrpxzxTO
— ハチ転び (@hachicorobi8) 2016年7月21日
今週は金融緩和有無よりもその内容がどうかという一歩踏み込んだ観測が多々マーケットを賑わせました。
しかし、そもそも直近の金融緩和有無の国内の見方としては以下のような割と低確率(といっても5割超えていますが)の予想も出てきています。
回答者全体の57%が「緩和」とみている。「不変」とみる先は43%だった。
引用元:上田八木短資株式会社 第5回上田八木・金融政策サーベイ(2016年7月)の結果について
「おいおい!確率低くない?!」
と思う方もいるかもしれませんが、ハチ転び的にはこのあたりの確率の方が実は無難じゃないかなと感じています。
独断と偏見で見るハチ転びのBOJ見立て&戦略
ハチ転び的には金融緩和は無い事はないだろうと思います。
これだけ国からプレッシャーがかかっているし、何もアウトプットせずに今の状況を乗り切れるとは思えません。
ただ、金融緩和内容はヘリコプター・マネーのようにお金をばら撒く派手な内容にはならないと思ってもいます。
周辺環境で言えばアメリカ経済は比較的好調であり直近の日経平均株価もポケノミクスも相まって一時期の15,000円割れを心配する程度でもありまません。加えて、政策内容次第では格付けの下落などを招く恐れもあります。
つまりは、一時期ほどそこまで危機的な状況に無いということです。
従って、金融緩和政策は発表されるものの、マーケットの期待ほどの内容ではなく、米ドル円は円高へ・・・という可能性が高いんじゃないかな~なんて思います。まぁ、ハチ転びの妄想ですから流して頂いて結構です(笑)
ハチ転びは現在ノーポジです。
ただ、前もって米ドル円を逆指値でショートエントリーして下に張っておこうかなと考えています。その場合、イグジットポイントは最近の米ドル円の高ボラティリティもあるので99~100円あたりかな”(-“”-)”
もちろん、直前の動き次第ですけどね。そんな妄想をしています。
予想とは逆に上へ行った場合には、年始からの円高トレンドが終了し円安転換したと判断し、素直に買いあがって行こうと思います。
でも、皆さんも(もちろんハチ転びも)最近の米ドル円のボラティリティは非常に高いので資金管理には気を付けて参りましょう!
結果が出るのは正午前後~13時過ぎくらいの模様です!
※その後15時過ぎの黒田日銀総裁の会見も要注意です!
それでは、皆さんも健闘を祈ります!
ハチ転び-(; ・`д・´)-