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【※更なる円高へのターニングポイント?】来るか!?豪州準備銀行(RBA)の政策金利が本日発表!

本日、オーストラリア準備銀行(RBA)の動向に注目!

おはようございます。ハチ転びです。

いや~、なんか中途半端に雨が降るもんだから蒸し暑くてかないません(-_-;)

さて、今日はオーストラリア準備銀行(RBA)の金融政策決定会合の結果が出ますね。

時間は日本時間午後13:30です。

今回はマーケットでも利下げ観測が強い印象です。

(☆RBA含む今週の重要経済指標に触れた記事はコチラをご覧ください)

では、なぜ、利下げ観測が強まっているのでしょうか?

今回はオーストラリア準備銀行(RBA)の過去の政策金利推移や個別の豪州経済指標の推移に触れながら利下げ観測の背景を紐解いていきたいと思います。

その前にはオーストラリア準備銀行(RBA)について軽く触れておきます。

オーストラリア準備銀行(RBA)とは?


(2016年 ロイター/Jason Reed)

オーストラリア準備銀行は正式名称をReserve Bank of Australiaと言います。この頭文字をとってRBAと呼ばれたりします。

RBAはオーストラリアの中央銀行としての役割を果たします。つまり豪ドルの共有元ということです。銀行の本店所在地はシドニーです。

なお、シドニーはオーストラリアの首都ではありませんが、最もオーストラリアで人口の多い都市です。

また、南半球を代表する有数の金融シティとしても知られている街です。

現在のRBAの総裁はグレン・スティーブンス氏が務めています。

RBAの政策金利の推移

RBAの政策金利は現在1.75%。これは過去最低の金利水準です。

上図は2012年2月以降の政策金利の推移をグラフ化したものですが、ご覧の通り綺麗に右肩下がりですね。現在の政策金利となったのは2016年5月2.00%→1.75%へ25bp利下げが行われました

その時の利下げ背景をRBA総裁グレン・スティーブンス総裁はこう話しています。

「労働コストの伸びが極めて抑制され、海外に比べコスト上昇圧力が非常に低いことと考え合わせれば、これらの結果は物価上昇が当初予想より鈍化する見通しを指し示している」

上記の通り、雇用情勢や海外との対比(自国通貨の力関係)に対して高く注目している事が漢字われます。

それでは、コチラに倣い2016年5月利下げ以降の雇用情勢、為替(豪ドル)動向をそれぞれ深堀りして見てみましょう。

2016年5月の利下げ以降の効果は?

まずは、雇用情勢を振り返ってみたいと思います。

(豪)新規雇用者数

5月の新規雇用者数は1.79万人。4月が1.08万人でしたので改善傾向にありました。しかし、6月は0.79万人と利下げ前後で最低数値です。なかなか厳しいですね|д゚)

(豪)失業率

こちらは4月5.7%、5月5.7%で変わらず。6月は5.8%と若干悪化しています。改善形跡は見受けられません。

豪ドルチャート


(セントラル短資FX プログレッシブチャート 日足チャート)

豪ドルの水準も利下げを行い一時的に豪ドル安になったものの、ジリジリ戻され5月3日の利下げ前水準とほぼ同水準になってしまいました。これでは、輸出産業が活性化するのは難しい状況です。

RBA物価目標とのかい離

オーストラリア連邦統計局が7月に発表した第2四半期消費者物価指数(CPI)は前年比1.0%上昇となりました。伸び率は1999年以来の低水準で、市場予想1.1%に対しても下回る結果になりました。RBAは物価目標を2-3%へ置いていますが、それに対して大幅にショートしています。

このように様々な状況を加味すると早期対策としての利下げ実施が不可欠だと言われています。

RBA前のポジションどうする?

今回は各指標を見ている限り、私は利下げは比較的確率は高いんじゃないかな?と感じています。ただ、マーケットのコンセンサスも利下げなので大きく動きはしないようにも思うけれども。

ただ、豪ドル米ドルは0.76~0.77辺りにレジスタンスラインが出来つつある感触と利下げ観測が相まって、ストップ浅め(0.77あたり)にしつつ0.76あたりでポジションを持って臨めたらなと考えています(*’▽’)

実は昨日豪ドル米ドルで0.762~0.765でショートの指値で待っていましたが、高値0.7616で僅かに届かなかったんだけどね!(-_-メ)

発表までにいい戻りがあればいいんですけどね!(笑)

ハチ転び-(; ・`д・´)-