昨夜大きく米ドル安に

FX経済指標

おはようございます。ハチ転びです。

昨日は23時から大きく米ドルを中心に相場が動きましたね。

ハチ転びは持っていた米ドル円、ポンド米ドルのポジションを見事に吹き飛ばされました(-_-;)ヤラレタ

ISM非製造業の結果、悪すぎでしょ!まったく!(‘Д’)

取り急ぎ、復習もかねて昨晩の米ドル円の動きをチャートで振り返ります。

☆9月5日週のハチ転びののマーケットで注目のポイントをまとめた記事はコチラの記事をご覧ください)

米ドル円の動き(ISM非製造業発表前後の動きを5分足でCheck!

160907ドル円FXチャート
(※セントラル短資FX プログレッシブチャート 米ドル円 5分足チャート)

23時の(米)ISM非製造業発表を受けて米ドル円は103円台前半から一時101円台後半まで大きく米ドル安へ触れました。

しかし、よく見てみるとISM非製造業発表前にすでに米ドル安の流れは出ていました

厳密に言えばISM非製造業の結果が一気に米ドル高の流れを加速させたということです。

改めて振り返ってみると、事前の細かい動きで警戒すべきだったかも知れない&せめてポジションを縮小してリスクを少なくできたかもと反省です(-_-メ)

結果、102.00にストップを置いていたポジションとはサヨナラしました(汗)

くやしい!(*ノωノ)

それでは、今回ここまでマーケットを騒がせたISM非製造業景況指数とは何なのか?今回の発表結果を含め、まとめてみました。

(米)ISM非製造業景況指数とは

ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景況指数

ISMとはInstitute for Supply Managementの略称アメリカ供給管理協会を指します。

このアメリカ供給管理協会(以降ISM)がサービス業などの非製造業の購買担当者にアンケートを行い結果を取りまとめたものがISM非製造業景況指数です。

アンケートのデータは約300社ほど取得すると言われており、それぞれの業種の生産活動の工程に対し、1カ月前との比較を良い、変化なし、悪いの3択から選択回答するものです。

発表時期は早く毎月第3営業日(9月は5日がレイバーデイでアメリカが休日だったため昨日発表となりました)のため、先行指標としてマーケットからは注目されています。

ISM非製造業景況指数の発表結果

9月6日火曜日の日本時間23時に発表された結果は以下です。


(米)ISM非製造業景況指数

前月結果 55.5
事前予想 55.0
今回結果 51.4(事前予想-3.6ポイント)

非常に悪い!(-_-メ)

ここでどれだけ悪かったのか2012年以降の推移を整理します。

ISM非製造業景況指数推移グラフ

ハチ転びが集計した2012年1月以降のデータでも過去最悪の数値|д゚)

50は切らなかったものの(切ったらもっとヤバかったでしょうね)、マーケットが耐性の無い数値レベルですから、今回の大きな米ドル安の動きは頷けます。

9月のアメリカ利上げはあるか?(筆者妄想)

まだ何とも言えませんが、ハチ転び的には9月利上げは無いんじゃないかなと強く感じます。

FRBは利上げを行う場合、マーケットへダメージを与えないため、事前に方向性をFRB高官発言などで織り込みにいきます。

それはFOMC開会直前まで可能な訳ではなく、株のインサイダー期間のように発言が禁止される期間があります。

それをブラックアウト期間と言いますが、それは次週以降です。

織り込みに動くならば今週しかありません。

まだそれが無いところを見つつ、各種の経済指標の数値を見る限りは9月はなさそうだと推測するしかありません。

今週のFRB高官の発言動向に注目したいと思います。

今のポジション

実は月曜から米ドル円打診買いで複数枚、ポンド円をスイング用にロング、火曜には日足を見て少しフライング気味に豪ドル円をロングしていまして、それがすべてパァ~(^^)/

ポンド米ドルも昨日の動きでレジスタンスを抜けたように思います。

あ。ポンド米ドルもやられました。

従って、いまはノーポジです。

一気にポジション大掃除されました。

ん~、下手なんだな。

切り返すと思ったんですが、甘々でした(汗)

そのため、クロス円とは今日は距離を置いて復習&ポンド米ドルへ着目したいと思います。

それでは、今日も宜しくお願いします!!

ハチ転び-(; ・`д・´)-