ブラックアウト前でも動きに乏しいマーケット
おはようございます。ハチ転びです。
9月6日の米ISM非製造業景況指数の悪結果を受けて米ドル安に触れてから1日経ちました。
(☆ISM非製造業景況指数とは?結果を受けてどう米ドル円が動いたかはコチラの記事へまとめてありますので宜しければドウゾ!)
年内FOMCは9月、11月、12月の3回ですが、注目されている9月FOMCでの利上げは相当難しい状況になってきたように思います。
理由としてはいくつかあります。
1)米雇用統計、ISM非製造業景況指数などアメリカ経済関連の直近発表される経済指標の結果がさほど芳しくないため
2)サンフランシスコ連銀ウィリアムズ総裁(投票権は無し)が昨日「早期の利上げが合理的である」主旨のタカ派発言を行ったものの、マーケットはさほど織り込みに動くようなドル高影響はなかったため
ただ、ご存じの通り、ブラックアウト期間と言ってFOMCの場合、FOMC開催の前週火曜日(9月の場合13日以降)からFOMR終了時(9月21日)の期間、FRB関係者は金融政策関連の発言が制限されます。
そのため、マーケットへ利上げを織り込ませようとする発言があるならば今週いっぱいはもう一波乱あるかも知れず、まだまだ趨勢判断は時期尚早かもしれません。
ただ、前哨戦的な位置づけのウィリアムズ総裁発言が不発に終わったため、継続して9月利上げに対してタカ派発言が出る可能性は減ったんじゃないかな~と感じています。
つーか、冷静に考えると・・・
マーケットはアメリカ利上げ如何に振り回されすぎじゃね?!(。-`ω-)
って思ってきましたよ!もう!
なので、米ドルに固執せず敢えて視点をズラして別の通貨へスポットを当ててみたいと思います!
それが、英ポンド(GBP)です!
今回はハチ転びが英ポンドへ注目する理由をまとめてみました。
ハチ転びが英ポンドへ注目する3つの理由
英国関連の経済指標が軒並み好調!
英国関連の経済指標が好調です。
もう、ほんと、ウェイウェイ言ってます(笑)
具体的に個別の指標を見てみましょう。
8月製造業購買担当者景気指数(PMI)【9月1日】
前回結果 48.3(※48.2から上方修正)
今回予想 49.0
今回結果 53.3(※予想値+4.3)
53.3は2015年11月以来で最良の数値です。推移は以下グラフ参照。
8月建設業購買担当者景気指数(PMI)【9月2日】
前回結果 45.9
今回予想 46.3
今回結果 49.2(※予想値+3.1)
8月サービス業購買担当者景気指数(PMI)【9月2日】
前回結果 47.4
今回予想 50.0
今回結果 52.9(※予想値+2.9)
Brexit前の水準まで戻しています。
各種PMIはご覧の通り好調でした。
Brexit後のポンド安が英国経済へは追い風になっているようです。
IMMポジションで英ポンドのショートが徐々に解消
IMM通貨先物ポジションとは、(米)シカゴマーカンタイル取引所(CME)先物取引所において通貨先物のポジション量が定期的に開示され見ることが出来る数値です。
主にヘッジファンドなどの大口投機的ポジションの方向性が見えると言われています。
少し前ですが、直近の数値を見てみましょう。
ご覧の通り、英ポンドのショートが減少傾向にあります。
直近のポンド米ドルのチャートが興味深い!
これは見た方が早いです。
ポンド米ドル(GBP/USD)はBrexit以降、1.2850-1.3350あたりでレンジでした。
本当にキレーなレンジチャートですね~(。-`ω-)
一昨日の米ドル安の追い風もあり、レンジを上抜けしつつあります。
このレンジを抜けると次の目標地点は1.3500あたりかなと思いますが、これを抜けると一気に1.4000まで突っ走りそうな気もしています。
ハチ転び的にはポンド米ドル(GBP/USD)はいまが転換点かもなぁ~と思ってみています。
ポンド米ドル(GBP/USD)の戦略
今日はポンド米ドルへハチ転びが注目する理由の一部を挙げましたが、ただ、今週は冒頭で触れた通りブラックアウト期間前という事もあり、FRB高官の利上げ発言で米ドル高へ触れる可能性も否定できません。
そのため、一気に突っ込むのは危険性もありますので要注意です。
今週は機会&様子を見て、打診レベルの少量取引量でエントリーしてみようと思います。それでは、今日も宜しくお願いします!!
ハチ転び-(; ・`д・´)-
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