FXブログ|東京FX|FX初心者のためのFXブログ

【★アメリカ大統領選で急変動!】マーケットの注目を集めたVIX指数とは

VIXについて

おはようございます。ハチ転びです。

先週はアメリカ大統領選でしたね。

米ドル円は101円台前半~106円台後半まで約6円弱の大変動を見せました。

そんな為替マーケットの陰で大変動をしていたVIX指数はご存知ですか?

今日はそのVIXについて触れたいと思います。

VIX指数とは

VIXはVolatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略称です。

読みは「ビックス」です。

邦訳では「恐怖指数」なんて恐ろしい名前で呼ばれたりもします。

そもそもVIX指数とはどういったものなのでしょうか?

VIX指数とは

VIXはシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出している指数です。

アメリカ合衆国の投資情報会社スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P社)が算出しているアメリカの代表的な株価指数S&P500(日本で言う日経225株価指数のような位置づけ)を対象としたオプション取引のボラティリティを元に算出しています。

細かい算出式は記事では割愛しますが、要するに

ボラティリティが上昇(今後の相場先行き不透明感増)=VIX上昇
ボラティリティが低下(今後の相場先行き限定感増)=VIX下落

となります。

つまりマーケット参加者である投資家がマーケットの先行きをどのように感じているのかが反映されるのがVIX指数というわけです。

そのため、あながち「恐怖指数」という邦訳も誤りではありません。

歴史上のVIX指数変動

VIX指数はシカゴ・オプション取引所(CBOE)とゴールドマンサックスが1993年に共同開発した指数のため、それ以降の発表数値しかありませんが、歴史上においてもマーケットが大変動する時にVIXは急騰しています。

1990年8月23日 36.47 イラク軍クウェート侵攻
1997年10月28日 48.64 アジア通貨危機
1998年10月8日 49.53 ロシアデフォルト(LTCM破綻)
2001年9月21日 49.35 アメリカ同時多発テロ
2002年7月24日 48.46 エンロン不正会計事件
2002年8月5日 45.21 ワールドコム破綻
2003年3月12日 34.40 イラク戦争勃発
2008年9月18日 42.16 リーマン・ブラザーズ破綻
2008年10月24日 89.53 世界金融危機
2010年5月21日 48.20 ギリシャをはじめとするPIGSの国債懸念
2011年8月9日 47.56 S&P米国債を格下げ
2011年10月4日 46.88 ギリシャ国債デフォルト危機
2015年8月24日 53.29 チャイナショック

ハチ転びとしては急変動が予想される時、もしくは急変動に遭遇した時にこのVIX指数をまず調べ、「投資家が現在マーケットに対してどのような心理状況なのか?」を見るようにしています。

米大統領選時のVIX指数

それではここでGMOクリック証券CFD銘柄のひとつである米国VI(参照原資産はCBOEボラティリティ指数(VIX)先物)のチャートから値動きを見てみましょう。

GMOクリック証券CFD銘柄「米国VI」より直近の上昇値は以下。

2015年9月1日 30.83 チャイナショックに伴う株安
2016年1月15日 28.45 原油価格12年ぶり30ドル割れ
2016年6月24日 27.65 英国国民投票にてEU離脱(BREXIT)
2016年11月9日 23.44 アメリカ大統領選

歴史上のVIX指数水準と比べるとそれまで大きい数値ではありませんが、昨今の低ボラティリティ停滞期の中ではVIX指数20付近で引ける抵抗線をあっさり上抜けして急騰しました。

その後は16付近まで戻しましたが、安値トレンドラインに支持されてジリジリと上がる様相を見せているような気がします。

VIX指数もこれからの推移を注視していきたいと思います。

VIX記事まとめ

VIX指数は私はFXトレードの参考として参照していますが、もっと知識とスキルを付けて将来的には取引銘柄に取り入れたいなと考えています。

まぁCFD銘柄内で言うならVIX指数の前に日経225などの方が情報源が多いため、取引銘柄として活用するのは早いかも知れませんが(汗)

ただ、こうしたVIX指数をはじめとしたCFD銘柄の値動き情報やチャート分析に伴う先行き見通しはFXトレードの判断へも活用できます

CFDトレードはまだちょっとなぁ・・・という方でも口座だけ持っておいてチャートをチェックするところからでもオススメです。

もし、CFDチャートを見る会社を選ぶなら、スマホアプリからでもチャートが非常に見やすいGMOクリック証券CFDがオススメです。

⇒興味があれば以下バナーからGMOクリック証券ホームページをご覧ください

それでは、よい週末を~。

ハチ転び-(; ・`д・´)-

⇒ハチ転びがオススメ出来るFX会社のみを選んでコチラのページで比較しています。良ければ併せてご覧ください。