英ポンドへ注目が集まった火曜日
おはようございます。ハチ転びです。
最近は天気も上々の日が多くて気分も上々ですね。
やっぱり天気ってだいじ(*´з`)
さて、FXです。
昨日は英国にマーケットの注目が集まっていました。
英最高裁の判決は「NO!」
なぜ英国へ注目が集まっているのか?
英国は昨年6月のEU離脱是非を問う国民投票を実施しました。
結果はご存知の通り、EU離脱派が残留派を上回りました。
その後、EU離脱の手順に関して粛々と進められると思いきや、ここに来て若干足踏みしています。
それは、EU加盟国のEU離脱定義を記したリスボン条約第50条の発動を英国首相の権限をもって行えるかどうか?という点です。
リスボン条約の規定では、EU加盟国がEU離脱する場合、当該国はまず欧州理事会へ離脱意志を通告することから始まります。
今回、英国メイ首相の権限でこちらのトリガーを引いて良いのかどうか?という点が焦点となり、英国最高裁判所の判決に委ねられていました。
その結果が火曜日に出ることになっていました。
英国最高裁判所の判決は「NO!」
英国最高裁判所の判決は「NO!」ということで、メイ首相の権限のみでは離脱意志の通告することは出来ないということになりました。
そのため、今後の流れとしては英国議会承認の手続きを踏むことになり、Brexitまで当初考えられていた手順にもう1手順追加されたことになります。
また、英国メイ首相は2017年3月をめどに欧州理事会へ離脱意志を行う予定でいましたが、それが遅れる可能性が出てきました。
その結果を受けて、昨日は英ポンドが若干買われたわけです。
チャート振り返り
英ポンド円1時間足チャート
英ポンド円は日本時間17時30分ごろの英国最高裁判所の判決のニュース直後は英ポンド安へ傾いたものの、少し時間が経過後、英ポンドは買われました。
いままでレジスタンスがあった142円付近を上抜けしています。
英ポンド米ドルはどうでしょうか。
英ポンド米ドル1時間足チャート
こちらも英ポンド高米ドル安となっています。
あくまでBrexit基本路線は覆らないと思いますが、英ポンドが盛り返しました。
あとは気になるのがBOEです。
英国国民投票以降、英ポンド安が進行し、英国経済は回復傾向にあります。
BOEはそこから利上げに踏み切りたいものの、Brexitの内容次第では英国経済が衰退する可能性もあり利上げの決断に踏み切れずにいる状態です。
ただ、Brexitへの手順が明確となった今、BOEが先行して利上げをする可能性がハチ転び的には高まってきたように感じています。
はてさて、ちぐはぐな状態の英国金融機関の金融政策と政府Brexit政策がどのような形で今後推移していくのか、注目して行きたいと思います。
いまのポジション
火曜日は米ドル円の112.50円円のレジスタンスが堅い印象だったため、112.50割れをストップにして、米ドル円ロング&細かく利確を繰り返していました。
結果は上々でした(*’▽’)
なかなかスイングポジションは持ちづらい相場の印象のため、継続して短期戦術でコツコツとデイトレメインで狙って行きたいと思います。
それでは、今日もよろしくお願いします!
ハチ転び-(; ・`д・´)-