強いダウ&イマイチな米ドル
こんにちは。ハチ転びです。
最近仕事がバタバタしていてブログが思うように更新できていません。
でも、チャートは毎日見てます(*’▽’)
ただ、仕事が忙しいという理由以上に今の相場がなかなか掴めないのでエントリー回数が大幅に減っています。
その理由は最近の相場の掴みづらさにあります。
単に私が未熟者ということもあるのですが(;^_^A
ただダウが12連騰など絶好調な状況にあるのに米ドルはさほど強くありません。
以前と比べるとダウと米ドルの相関性は弱まっているように思います。
それもこれもトランプ大統領への期待感が先行していただけのオーバーシュートだったのかもしれません。
まずはチャートを振り返ります。
先週のマーケットの振り返り
米ドル円日足チャート
米ドル円の日足チャートです。
キャプチャは月曜朝時点のものを使用しています。
先週は一貫して円高米ドル安へ進行していました。
ローソク足も陰線比率高し|д゚)
現在、上は115円から下は111円台ミドルの範囲でレンジ形成中というところでしょうか。
下は111円台ミドルを抜けると110円の節目を目指し始めるかもしれませんね。
大きく上か下へ抜けるめどが立っていない今、レンジ相場として無理せず対処するのが無難という印象です。
ただ、そんな中で先週少し大きめに動いた通貨ペアがありました。
それがユーロ円です。チャートを見てみましょう。
ユーロ円日足チャート
(セントラル短資FX プログレッシブチャートより)
ユーロの中でも通貨ペアで言うと特にユーロ円の下落が目につきました。
(※ユーロは現在118~119円台で推移しています)
これは、2017年5月に控えたフランス大統領選挙の状況が影響していると言われています。
ユーロ不安の原因としては、フランスの極右ポピュリスト政党である国民戦線(FNと明記されること有り)マリーヌ・ルペン党首の当選確率情報です。
ルペン党首はかねてからユーロ離脱を表明しており、現体制への変革派として根高い人物です。
あのトランプ大統領へも大統領選挙直後で面会を申し入れたことでも一躍有名になりました。(面会は拒絶されたそうですが汗)
当選確率は現状は低いと見られていますが、2016年は英国のEU離脱を問う国民投票や米大統領選挙など下馬評を覆す“サプライズ”が頻繁に発生したため、フランス大統領選挙のゆくえも注目しておいた方がよさそうです。
現在、ハチ転びは情報まとめ中のため、まとまったら整理のために記事にしたいと思います。
驚異?のトランプ砲が飛び出すか
さて、話は米トランプ大統領の話に戻ります。
今週は米トランプ大統領の議会演説に注目が集まっています。
時間は米東部時間2月28日21時(日本時間3月1日11時)です。
米大統領の議会演説は1980年ごろからの新米大統領の慣例行事だそうで、年初に基本政策を示す「一般教書演説(State of the Union Address)」に代わり、議会演説として議会や国民に向けて政策を説明する場となっています。
なお、今回の演説の主要なテーマは今年の政策運営についてです。
事前にスパイサー大統領報道官が23日に語ったところによると、トランプ氏がインフラ投資の詳細についても言及する見通しだそうです。
また、以前もブログ記事へ取り上げましたが、2月9日トランプ大統領が米大手航空会社首脳らとの昼食会合の場において、「2~3週間以内に税制に関する驚くべき発表を行う」という発言も記憶に新しいところです。
そのため、マーケットは期待感をもってトランプ大統領の演説を見るのではないでしょうか。
当然、大きな減税政策の明示があれば米ドル買いとなるのでしょうが、事前予想範囲内の税制政策内容であれば、米ドルの失望売りが入る可能性があり、なかなか読めません。
取り急ぎ、日本時間3月1日午前11時のトランプ大統領議会演説は要注意のポイントとなるため、注視したいと思います。
今週(2/27~)の注目経済指標
ハチ転びが独断と偏見で選ぶ注目経済指標です。
今週の最大の注目事は日本時間3月1日11時のトランプ大統領議会演説です。
内容次第で大きくマーケットが動く可能性があるため、注意していきたいと思います。
2月27日(月)
22:30 米国 耐久財受注
2月28日(火)
22:30 米国 第4四半期GDP【改定値】&個人消費【改定値】&GDPデフレーター
24:00 米国 消費者信頼感指数
>3月1日(水)
10:00 中国 製造業PMI&非製造業PMI
10:45 中国 財新製造業PMI
11:00 米国 トランプ大統領の議会演説【米議会上下両院合同本会議】
18:30 英国 製造業PMI
24:00 米国 ISM製造業景況指数
24:30 米国 週間原油在庫
3月2日(木)
22:30 米)新規失業保険申請件数
3月3日(金)
18:30 英国 サービス業PMI
24:00 米国 ISM非製造業景況指数
27:00 米国 イエレンFRB議長&フィッシャーFRB副議長の発言(予定)
いまのポジション
先週からの持ち越しはありません。
週初は先週の米ドル安が取りえず反発した格好ですが、トランプ砲があるかもしれませんので慎重にいきたいとと思います。
それでは、今週もよろしくお願いします!
ハチ転び-(; ・`д・´)-