米ドル円は反発上昇!
おはようございます。ハチ転びです。
昨日米ドル円は111円ミドルのサポートから綺麗に反発しました。
現在は113円台に回復しています。
直近のFRB高官が3月の米利上げについて言及したためです。
まずはその点について情報整理したいと思います。
米ドル上昇
米ドル円週足チャート
(セントラル短資FX プログレッシブチャートより)
米ドル円週足チャートです。
111円台ミドルのサポートライン(水平線)から綺麗に反発した格好です。
マーケットは今日のトランプ大統領の議会演説前ということもあり、様子見スタンスから動きに乏しかったのですが、急に吹き上がった感じです。
一体何があったのでしょうか?
3月利上げするの?しないの?
3月の米利上げはある?
FRB高官の3月米利上げに関するコメントが頻出しています。
(1)ダドリー・ニューヨーク連銀総裁
「米利上げに関する主張はより一層説得力のあるものになった」
(2)ウィリアムズ・三プランシスコ連銀総裁
「3月の米利上げを真剣に検討している」
(3)ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「今年3回の米利上げが妥当である」
など各地区の連銀総裁からの3月利上げに関する利上げ発言がけん引して米ドル高へマーケットは反応しています。
次週はブラックアウト期間(FOMC前の一定期間はFRB高官は金融政策に関するコメントが出来ない期間)への突入前に米利上げに関する市場対話を行った恰好です。
そのため、直近のFEDウォッチの3月米利上げに対する織り込み度合いに関して注視したいと思います。
あとは、ブラックアウト期間前の今週のこういった米利上げに対する発言有無に注目です。
今週はイエレンFRB議長、そしてタカ派で有名なフィッシャーFRB副議長の発言が3月3日に予定されているため大きな動きに注意したいと思います
3月の利上げ判明のタイミングは?
FOMCの3月日程は3月14日(火)~3月15日(水)に掛けて行われます。2日目は終了予定時刻が日本時間3月16日(木)午前3時の予定で、その後午前3時30分からイエレンFRB議長の定例記者会見が予定されています。
ターニングポイントになる可能性があるため、十分注意しておきましょう。
直近上昇からボトムを形成しています。
もう既に市場は落胆?注目のトランプ議会演説
日本時間で3月1日午前11時からトランプ大統領の議会演説が行われます。
って私、このトランプ大統領の写真好きだな(笑)
ただ、このタイミングで前述のとおり、3月の米利上げに対してFRB高官から発言が続くという事は、バランス的に「トランプ大統領の議会演説に伴う大幅な米ドル高は無いだろう」とタカを括ってのもののような気がします。
「驚異的な減税政策」には期待大ですが、期待先行の感じも否めないので失望売りで米ドルが下げたところを、試しに拾って米利上げに備えるという戦術も有効になるかもしれませんが、はてさて!
どのような発言が出るのか、見ものですね。
出来れば111円台後半くらいまで下げて欲しいような気もしてます|д゚)
いまのポジション
いまポジションはありません。月曜日もノートレでした。
トランプ大統領議会演説前の様子見という感じでした。
ただ、降ってわいたような3月米利上げの可能性に伴ってマーケットも動きが生まれそうな気がするので、若干退屈していたマーケットが面白くなるかもと期待感を持って今は見ています。
まずは、これからのトランプ大統領議会演説!
トランプ大統領たのむよ!
それでは、今日もよろしくお願いします!
ハチ転び-(; ・`д・´)-