FXとは何ですか?

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「FXって何ですか?」
そういうシンプルな問いが一番難しい(;^_^A

でも、もしかしたら、FXに興味を持った人がwebで情報収集を始めて、はじめてこのページに辿り着くことがあるかもしれませんので、書きますね!

FXとは?

FXというのは「Foreign Exchange」の略称です。
日本語では、外国為替証拠金取引の事を指します。個人的には、「Foreign Exchange=外国為替」じゃん。「証拠金取引」はどこからきて、どこへ行ってしまったの(汗)と思っていましたが、実はこの疑問、歴史を振り返れば少し謎が解けるんです。

日本では1998年の外為法改正に伴い、外国為替取引が一般企業や個人にも解禁されました。
※外為法というのは「国と国の間で資金やモノ、サービスの移動などの対外取引、居住者間の外貨建て取引に適用される法律」です。

当時、FXは「マージンFX」と呼ばれていました。
・・・・ん?(。-`ω-)マージンって何?

そう、このマージンこそが日本語で言う「証拠金」を意味します。
そのため、外国為替証拠金取引を正確に翻訳するとマージンという単語が入る事が不可欠なのですが。。。どうやらFXというシンプルな呼称の方が前面に出て、マージンという単語はいつのまにか消えてしまったんでしょうね(;^_^Aマージンかわいそう。

FXをシンプルに言うと何をすること?

シンプルに言うならば、FXは2つの通貨の交換です。

よくテレビの経済番組やニュース、新聞で「1(米)ドル110円」という表示を見たことはありませんか?意味としては、「現在は1米ドルと110円を等価として交換しますよ」ということです。このような数値の表示を“レート”と言いますが、これは米ドルと円、ユーロと英ポンドなど2つの通貨の間には必ず存在します。この2つの通貨の組み合わせを「通貨ペア」と呼びますが、この通貨ペアのレートは日々変動します。今日、1米ドルの日本円交換レートが110円だったとしても、明日は1米ドルの日本円交換レートは109円になっているかもしれません。この値動きを予想して、例えば、安い時に交換しておいて高い時に交換し戻すなどで儲けることが出来るのがFXです。

FXって金融商品の中じゃマイナーじゃない?市場規模とか小さくないの?

FXは世界的にメジャーで、市場規模は日本株式市場の数百倍の大きさです。

下の図をご覧ください。

FX市場規模比較
FXの取引市場規模についてです。
世界の為替市場では毎日5兆ドル(1ドル110円だと仮定すると550兆円)を超す為替取引が行われています。日本では、投資といえば株式投資の印象が強いですが、日本の東京株式市場の出来高が概ね2兆円規模、余談ですが日本のGDPが約500兆円です。これらと比較するとわかるとおり、非常に広大な市場規模で取引されているのがFXなんですね”(-“”-)”

(次回は、FXという金融商品が他の金融商品と何が違うかを紹介します)

ハチ転び(; ・`д・´)