スワップポイント(Swappoint)とは?
スワップ(swap)とは「(2つのものを)交換する」という意味です。FXで言うスワップポイントとは2つの通貨を交換して得られる金利差のことを指します。
ん?何それ?( ゚Д゚)
と思いますよね。それでは順を追って説明していきます(^_-)-☆
通貨が持つ金利とは?
それぞれの通貨はそれぞれ金利を持っています。銀行をイメージしてください。金利というのはお金を持っているだけで得られるものです。この持っているだけで得られる金利が銀行それぞれに存在するように通貨にも存在します。それぞれの通貨の金利は通貨によって金額は違い、また日々変化します。
その中で、「金利が低い通貨」を持っていて、それを「金利の高い通貨」と交換した、つまり金利の低い通貨で金利の高い通貨を買った場合、金利の差額を受け取る事が出来ます。それがスワップポイントです。
スワップポイントはどういうルールでもらえる?
スワップポイントは金利差であり、それを受け取る事が出来ることは説明しました。ただ、スワップポイントが受け取れるのはFXトレードを行った時ではありません。スワップポイントは毎日貰うことが出来ます。
例えば。「低金利通貨の円を売って、米ドルを購入する」場合、円金利が0.2%で米ドル金利が1.0%だった場合、米ドル/円を買うと差額の0.8%を受け取ることが出来ます。スワップポイントは毎日受け取ることが出来ますので、0.8%を365日で日割りした利率に保有しているポジション量を掛けるとスワップポイントの金額となります。
ただ、スワップポイントは毎日変動しますので、日々受け取る金額は異なります。金額を知りたい場合には、FX会社が個々のホームページ通貨ペア別の金利価格を開示していますので是非ご覧になってみてください。
注意しなくちゃいけないマイナススワップ
スワップポイントにマイナスがあるの?受け取れるだけじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、スワップポイントはマイナスになることもあります。
例えば、先ほどの米ドル/円のケース。先ほど、米ドル円を買うということは、金利の低い円を売って、金利の高い米ドルを買うことだと例示しました。しかし、逆だったらどうでしょうか?米ドル/円を売る、つまりは金利の高い米ドルを売って金利の低い円を買うということです。
そうした場合、先ほどの例では、米ドル金利が1.0%、円金利が0.2%でしたので、差額の0.8%の金利を通貨の保有者(この場合FXトレーダーであるあなた)が支払わねばなりません。
当然スワップポイントを支払う場合も毎日支払わねばなりません。そのため、マイナススワップが発生する通貨ペアのポジションを長く持てば持つほど資金は目減りしていきます。
買いで得られる(失う)スワップポイントを買いスワップ、逆に売りで得られる(失う)スワップポイントを売りスワップと言います。自分がFXトレードをする会社の各通貨ペアの買いスワップ、売りスワップは適宜チェックをするようにしましょう。そうしないとある日、自分の資金が驚くほど減っている(逆に増えていたら素敵ですが笑)というケースもあるかもしれませんね。
ハチ転び(。-`ω-)