アメリカは大丈夫?今夜の米雇用統計に向けたFX戦略
おはようございます。ハチ転びです。
昨夜は七夕でしたね。何か願い事しましたか?私はデイトレードしていました(笑)
あとで触れますが、七夕(たなばた)で“タナボタ”トレードでした(´∀`*)ウフフ
さて、新たなマーケットの話題の前に、英国の不動産ファンド一時解約停止のニュースに関して続報です。
英国スタンダード・ライフ社を含む3社で不動産ファンドの一時解約停止のニュースに関して昨日東京FXの記事で触れましたが、その規模は拡大しているようです。
(☆スタンダード・ライフ社の不動産ファンド一時解約停止の記事はコチラをご覧ください)
英国では大手不動産ファンドの対顧客取引停止が相次ぎ、合計約180億ポンド(約2兆3600億円)の資産が凍結または動きが制限された。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて投資家が同国の不動産投資から手を引こうとし、解約請求が急増している。引用元:Bloomberg 2.4兆円の英不動産ファンドが凍結-リーマン前夜のサブプライム彷彿
不動産ファンドの一時解約停止や取引停止を行う会社は合計7社まで増えており、合計額は約180億ポンド規模(ポンド/円130円換算で2兆3,400億円)まで膨れ上がっているようです。ハチ転び的にはこの事実が更なる投資家不安を呼び、まだ稼働中のファンドにおいても解約申請希望者数が増え、取引停止措置を講じる企業数は増えるのではないか?と感じています。今後の更なる動向が注目されます。
さて、昨日のマーケットの話題と相場の動きを振り返りたいと思います。要点は2点です。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)副総裁が追加利下げのリスク懸念を表明
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が設定する政策金利は現在2.25%です。少し期間をさかのぼると、ニュージーランドの政策金利は2015年前半3.25%でした。そこから小刻みに利下げを行い、2016年3月時点で現在の2.25%まで利下げを行いました。
今後更なる利下げを行うかに関して、RBNZスペンサー副総裁は「さらなる利下げは金融安定性のリスクをもたらす可能性がある」主旨の発言をしました。その結果、追加利下げの可能性が低いと見た投資家はNZドルを買う動きに出ます。そのタイミングのNZ/円(NZD/JPY)のチャートがコチラです。
(NZドル/円15分足チャート ヒロセ通商LIONFXより)
一気にNZドル高&円安になりました( ゚Д゚)
一時的に他のクロス円も円安になりました。ただ、NZドルだけの影響だったのでリスクオンへのスイッチとなるほどのインパクトはありませんでした。ただ、このタイミングでも戦略を組めたんじゃないかなーと少し反省しています。例えば、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のロングとか。やはり日々戦略的妄想は広い目線で様々な通貨で思考していないとダメですね。
反省(。-`ω-)
アメリカの6月ADP雇用者数発表数値は17.2万人増で良好!
今週の注目すべき経済指標のひとつとして触れていたアメリカ6月ADP雇用者数値の発表がありました。ADP雇用者数発表数値というのは民間企業ADP社が発表するレポートであり、最も注目度の高い雇用統計(労働省が発表する非農業部門雇用数発表)に先駆けて発表されるため、米雇用統計の事前判断材料としてよく見られる経済指標です。
(☆ADP雇用者数発表含む今週の重要経済指標に触れている記事はコチラをご覧ください)
結果は17.2万人の前月比増となり、16.0万人程度とみられていた事前予想を上回る良い材料となりました。
発表時間の米ドル/円チャートがコチラです。
(米ドル/円5分足チャート ヒロセ通商LIONFXより)
ADP雇用統計発表前に米ドル/円(USD/JPY)のロングエントリーを行っていました。
理由は2点です。
【1】先月6月発表された雇用統計の数値が驚異的に悪すぎたため、それより悪い数値が出る可能性は考え難かった。
【2】ユーロ/円、ポンド/円でショートポジションを持っていたため、ヘッジの意味で米ドル/円のポジションを一時的に持った。
金曜日まで持ち越すつもりはありませんでしたので、すぐに決済しましたが、当初の想像通り、上手く行ったので良かったです( *´艸`)
今日のポジ!
実はポンド/円(GBP/JPY)ショートも昨晩利確してしまい、現在はユーロ/円のショートのみです。ユーロ/円ショートのポジションも金曜夜の米雇用統計前には決済し、雇用統計へはおそらくノーポジションの状態で臨む予定です。
ADP雇用者数発表の数値結果が良かったことに加え、昨月の雇用統計の数値が驚異的に悪かったことで、その数値を下回る可能性は低いだろうと考えています。
そのため、雇用統計の発表結果が投資家に良い印象を与えれば、一時的に米ドル/円は急騰するのではないか?と見ています。
そうなったら、クロス円全体が一時的に円安になります。
継続してユーロ(EUR)とポンド(GBP)は下向きのショート目線継続中のため、そのタイミングで再度、ショートエントリーのポジションを組んでいきたいなと考えています。果たして上手く行くかどうか。
明日のアメリカ雇用統計、心して臨みたいと思います。
ハチ転び-(。-`ω-)
(☆ハチ転びのプロフィールはコチラをご覧ください)
上記はあくまでハチ転びの考えた戦略プランですので、もし参考にされる場合、投資は自己責任でお願い致します!